年末年始の台湾旅行。高雄から電車で20分/片道150円の屏東で半日ぶらり

旅行記
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年末年始に家族で行った台湾旅行(台南&高雄旅行)。高雄は2日間しかいなかったのですが、ゴールデンウィークに行ったところだったので少し足を伸ばして、屏東まで遊びに行きました。

訪れたのは屏東市内。かつて日本統治時代に空軍の基地があったエリアで、その名残から日本家屋がたくさん残るエリアになります。懐かしい雰囲気のある街並みと美味しいご飯が食べられるお店があり、半日でサクッと回れるアクセスのいいエリアだったので高雄に旅行の際はぜひ足を伸ばしてみてください〜!

前回の高雄旅行記録はこちら:3年ぶりの海外旅行!台湾・高雄の2泊3日食い倒れ記録

高雄から屏東市内へのアクセス

私たちは高雄のスターハウスホテル(Starhaus Hotel)に泊まっていたので、徒歩で地下鉄の中央公園駅まで行き、高雄駅へ移動。そこからさらに電車を乗り換えて屏東へ移動しました。

高雄駅から屏東までは鈍行電車で28元(150円位)、乗車時間は25分弱位でした。鈍行以外にも同じ駅から特急電車など鈍行よりも早い電車も出ていて、それらも屏東に止まるのですが、乗車賃が上がります。また、特急電車についてはICカード(悠々カード)は使えず、別で切符購入が必要です。私たちは乗車時間も大幅には変わらない距離なので、行きも帰りも鈍行電車で移動しました。行きも帰りも空いていて座れたので、特に乗車時間が少し長くなるのは気にならなかったです。

電車の本数はそんなに多くない(タイミング悪いと30分位待つ)ので行きも帰りも事前にどの電車を乗るかある程度目星をつけておくのがいいかもしれません!

日本家屋が並ぶエリアをぶらり

屏東駅から10分ほど歩くと、わかりやすくおしゃれな家屋が並んでいるエリアが見えてきます。まず見える1つ目の大きなブロックにあるのはたくさんの日本家屋を活用したおしゃれなカフェと孫立人将軍行館。

孫立人とは日中戦争や太平洋戦争で活躍した方の名前で、日本占領時にこの家に住んでいたそう。孫立人将軍行館では中に入って、昔の家の様子などを見ることもできます。

そのまま少し歩き続けると、また再び、同じような日本家屋が並ぶエリアが見えてきます。こちらは勝利星村と言われているエリアで、メインの建物は観光案内所兼展示館になっていて昔の家屋の様子や、昔の屏東市内の様子が展示されています。

そのエリアの一角には台湾のスーパーで売られている定番お菓子「乖乖」の展示館も(乖乖故事主題館)。過去に行かれた方のブログを見ていると以前は入場料100元取る代わりにお菓子がもらえたそうですが、行ってみたらシステムが変わったのか、無料で中に入れました。その代わりお菓子はもらえず、入ってすぐにお菓子が購入できるお土産屋さんが設置されてました。

南の鼎泰豊、正筠小篭湯包でランチ

東の鼎泰豊、南の正筠小篭湯包と呼ばれている小籠包が美味しいお店でランチ。店員さんは日本語は通じませんが、日本語のメニューもあるので安心です。お店は結構広くて席も多く、並ばず入ることができました◎地元のお客様もたくさんいました。

お目当てだった小籠包は7個入りで180元(900円位)。Googlemapの口コミなどをみていると割と最近値上げしたようでした。私たちは2つ注文!

サンラータンスープは小サイズで70元(350円位)。小と書いてたのでもっと小さいサイズを想定して頼んだのですが、普通に4人で飲むのに十分な大きいサイズでしたw

お惣菜はその日の日替わりで、入ってすぐのエリアに置いてあるのを好きに選んでテーブルに持っていくシステムです。どれも一皿80元(400円)。3つ選びましたが、どれも美味しかったです。

炭水化物系も一つ頼むかと行って選んだのは麻婆豆腐麺。これがピリ辛でめちゃくちゃ美味しかった…!

鼎泰豊の小籠包を最近食べてないので、どっちが美味しいか比べられないのですが、普通に小籠包は皮も薄くて、肉汁もちゃんと入ってて美味しかったので、屏東市内に来られる時にはぜひ食べに行ってみてください〜

春好氷果店でかき氷

帰る前に食後のデザートを、ということで立ち寄ったのは春好氷果店というかき氷やさん。

頼んだのはお店にフルーツかき氷100元(500円位)と霧台愛玉檸檬60元(300円位)。英語メニューも日本語メニューもなく、どれを頼むか選ぶのにちょっと苦戦しましたが、店主の方がとても親切でした!少し日本語も話せる方で、聞いたところKANEBOの台湾支社で営業マネージャーとして働かれていたとか。退職後、このお店をオープンしたそうです。とてもフレンドリーな方で、日本から来たと分かるとミニトマトをサービスで追加でくれたり、タピオカも追加でトッピングしてくれたりしました…優しすぎる&ありがたすぎる。

フルーツかき氷は季節によってどのフルーツか変わると思うのですが、私たちの時はミニトマト(台湾ではミニトマトはフルーツ扱い!)、りんご、オレンジ、パイナップル、ブドウ、レンブーとたくさんのっていました。氷は雪氷を選んだので、ふわふわ。味はミルク味でした。

霧台愛玉檸檬はシンプルな檸檬ゼリーと、少し苦味のある檸檬シロップがかかったガリガリ氷。めーっちゃ暑い日にこれ食べたら美味しいだろうなという味。フルーツかき氷の方が結構甘めだったのでいいバランスでした◎

2階席もあるみたいですが、残念ながら混み合ってない日・スタッフが少ない日は2階席は閉めているようです。私たちが行った時も2階席はしまっていたので、1階の外の席で食べました。でも1階だったからこそ、店主とお話もできてよかったのかもです〜

屏東観光夜市をぶらり

高雄に帰るまであと少し時間があったので屏東駅からすぐの屏東観光夜市にも立ち寄りました。夜市と言いながら、昼間からお店が空いている市場のような通りです。一応夜市なので、おそらく夜の方が活気があるのかも…?高雄の自強夜市と似ていて、歩行者天国ではなく、バイクなどが普通に通る道に、左右にずらっと飲食店が並んでいました。

私たちはご飯もデザートも食べた後でお腹いっぱいだったので、特に何も買わなかったのですが、座って食べられるお店もあれば、テイクアウト専用のお店もあれば、という感じでバイクに乗ったままテイクアウトで注文している方とかもいました。

高雄宿泊で時間があるならぜひ屏東市内へ!

駅から歩いてすぐのところにあったお寺

結局、10:34に高雄出発の鈍行電車に乗り、帰りは13:46屏東発の電車に乗ったので、屏東で過ごした時間は2.5時間程度でしたが、サクッと回れて食べたいものが食べれて、往復運賃が300円程度で大満足でした!

高雄だとあまり観光するところも多くないので、半日ほど時間があるならぜひ屏東市内の方まで足を伸ばしてみるのをおすすめします。電車も高雄駅から乗り換えなしでとっても便利なので…!

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