「5年後の自分」についてお偉いさんたちの前で一人で発表するという課題が会社でこないだありました。研修スタート時にすでに発表テーマは伝えられていたので、なんとなく「5年後の自分はこの会社で何してたいだろう?」なんてちょこちょこ考えながら、研修先で会う先輩方にいろいろと質問してみたりしながら、一ヶ月近く考えた5年後の自分について記録しておきます。
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5年後を描くことは自分らしくない
まず、はじめにテーマを聞いた時、「正直こういうテーマはあんまり好きじゃないな〜」と思いました。なぜなら、5年後こうなってたい!なんて自分でレールを敷いてしまったらそれからの5年間は自分が描いた道を歩くだけの人生になってしまうから。そんなのってとってもつまんないなというのが私の意見です。
敷かれたレールを歩くだけの人生は4年前、海外大学を選択した時に捨てました。誰も数年後を想像できないような道を自分で見つけて歩きたいってそれ以来思っています。そんなこと思っているタイミングでちょうどYukaちゃんも同じことをつぶやいててそうそう!!ってなりました。
1年後変わっているかもしれない自分、3年後変わっているかもしれない社会、5年後変わっているかもしれない世界。なのに将来の役に立つかどうかなんて「べき」論で自分の人生決めちゃうのもったいなくない?それだったら今の自分が好きなことを大切にして進みたい方向に全力疾走したほうが楽しくない?
— Y u k a 🌺 (@yukakitajima) June 9, 2018
答えがわからない方が面白かったりする
このテーマに対する答えを明確に出すことは自分らしくないって思う。漠然と「こんなことしたいな〜」っていう将来の目標を持つことは大事なのは分かります。私も一応ビジョンは持って生きているつもりです。でも具体的に「何年後に何をする」って決める必要はないと思ってます。
だって人生何が起きるかわからないし環境も状況もどんどん変わるから「何年」って縛りをつけるとその道しか歩けなくなる。私はその時々に降ってくるチャンスに飛びつきたいし、チャンスが舞い降りてきた時に動くのでもいいと思ってます。だから柔軟性を残した目標しか掲げたくないし、想像のできる範囲での期間でしか目標は具体化したくない。
自分らしい5年後の私とは
そんなこと思いながらも、やっぱりお偉いさんがたくさん発表を見に来るし、ちゃんと期待に応えれる発表をするしかないっていうのも理解していました。なので、嘘ではなくて、でも自分の気持ちもしっかりと組み込んでいて、なおかつ、お偉いさんも喜んでくれそうな「5年後の自分」を頑張って考えました。
私のプレゼンにお偉いさんたちが満足したか分からないけど、自分らしいプレゼンにはなったかなって思っています。ちなみに資料の形態は完全に自由だったんだけど、パワポの表紙に自分の写真を載せるようなポップなことするのは私だけでした。当たり前か(笑)でもこの写真めちゃくちゃお気に入りなんです。
同期が自分の写真をプレゼンに全く使わなかったのに対し、表紙にサングラスかけた自分の写真を採用する当たりからもまだまだ日本企業に溶け込めていませんが、私は日本社会に揉まれた5年後の私がまだ、自分のプレゼンの表紙に自分の写真を採用する自分であればなと思っています。
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