2022年やりたいことリスト(というか人生においてやりたいことリスト)のトップくらいにいたのが「富士山でご来光をみる」でした。これを実現するべく、高山病に怯えながらも富士山登山を実施し、無事にご来光が見れたことをここにご報告!人生で一度は富士山に登ってみたいと思っている方もいるかと思うので登山初心者が富士山に登った記録を、ツアーの予約から登山まで時系列でシェアします〜
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JAMJAMツアーで富士登山ツアーを予約した理由
富士山に今年こそ登りたい!と3月あたりからたくさんの友人に言いまくった結果、4月上旬に友人5人が集まりました。集まったのは全員、「人生で一度は富士山登ってみたかったんだよね〜」という登山初心者たち。そして出会った経緯や年齢などもバラバラで共通点は「Karenの友達」というだけの人たち(笑)
5月に入ってから少しずつ登山初心者の富士山に関する情報を調べ始めた結果、さすがに全員登山初心者なのでガイドさんがいた方がいいだろうということに。そして必ずご来光を見るためには小屋を予約した方がいい(体力的にも時間的にも)、静岡まで運転だと帰りはしんどい&誰も車持ってないのでバスの手配が必要などの条件から、ツアーで行こうという結論に。
富士山ツアーはいろんな会社がやっているのですが、聞いたことない会社が多く、検索上位で見つけたのが、関西に住んでいた頃よく使用して夜行バスの会社JAMJAM。ここなら安心かな、という気持ちと、何種類からかツアー内容も選べたこともあり、5月中旬くらいにJAM JAMツアーで「まんぞく富士登山(吉田口ルート)」を予約しました。
富士登山の予行練習@筑波山
さすがにみんな初めましてで富士山に登るのもな、というのと、富士山に登るだけの体力がある気が全くしないな、という2点から、予行練習と顔合わせを兼ねて富士登山予定の1ヶ月前に筑波山を登りに行きました(いろんな人に聞いた結果、関東だとやはり高尾山か筑波山が登山の予行練習にはいいとのことでした)。
私はこの時に富士山で履く予定の登山靴を履いてみて靴擦れがしないかなどを確認できたのでとてもよかったです!富士登山で使用予定の靴やリュックで比較的低めだとしてもどこかの山で予行練習するのはおすすめです◎
ちなみに筑波山に行った日は天気が良過ぎて、開始10分くらいでみんなへばり気味(笑)こんなんで富士山に登れるのか?となりました。結果的には暑さが一番の原因だったようで、「富士山よりも筑波山の方がしんどかったね〜」というメンバーがいるくらい、筑波山はしんどかったです。
初心者の富士登山ハイライト
いろいろ書きたいことはあるものの、その中からツアーで良かったという話と持ち物の話、心配だった高山病についてピックアップして記録しておきます。
初心者さんは富士山ツアーがおすすめ
初心者さんはやっぱりコースがなんだかんだおすすめかなと思います。私たちは、昼頃に新宿を出発し、夕方ごろに5合目から登り始め、夜に8合目の小屋で仮眠(2hr位)して、早朝から頂上に向けて登り、昼には下山完了し、富士山近くの温泉によって東京へ帰るというコースでした。登山コースもいくつかあるみたいですが、定番の吉田ルート!
コースであれば休憩をきちんと取れるようにコントロールしてくれたり、ここから見えているのが河口湖ですよ〜などと教えたくれたり、次のトイレまで何分などと教えてもらえるのがよいです(登りも下りも、トイレがなかなかない区間がある)。出発時間が決まっていたりとやはり自由度は低いのですが、初心者はやはり何かあったときのことを考えるととても安心だと思います。コストはツアーの方がかかりますが、宿泊する小屋の予約、バスの予約、ガイドの予約などとバラバラでリサーチして手配する手間を考えたら、ま、こんなもんかな〜って気はしました。
*ちなみに私が行ったツアーは繁忙期だったこともあり、全部まとめて2万3千円でした。これに登山グッズを買ったりすることを考えると、登山ってお金がかかりますね…一度しか使わない自信があるならレンタル(富士登山道具レンタル)がおすすめです。
初心者さん向け富士山の持ち物
弾丸富士山をする(準備せず普段着で登る)人が多いという話も聞きますが、初心者はやっぱりちゃんと準備していきましょう。備えあれば憂いなしです。
必ず用意すべきは下記↓
- 登山靴/靴下・登山リュック(モンテル)、ゴアテック(north face)
- ウルトラライトダウン(UNIQLO)
- ヘッドライト(百均)
- お水/スポーツ飲料
- パン・エナジーバー・飴ちゃんなどの行動食
お水は2l持っていったけど、1.5lしか飲まなかったです(思ったより寒かったのと、寒くて頂上では温かい飲み物を買ったのと)。その他、サングラスや帽子、Tシャツなどは家にあったものを使用しました。頂上はマジで寒いので寒がりな方は多めに上着持っていくことをおすすめします…手袋or軍手もあった方がいい!岩道の時にあると便利だし、防寒にもなるので必要です。夜/早朝に登る場合はヘッドライトも必須です。私はダイソーで買ったやつ持っていたのですがそれで十分でした。
あと、トレッキングポールとゲイター(靴下の上から被せるやつ)は買わなかったのですが、これはどちらでもいいのかな?と思いました。ポールはあったら特に下りは便利だし、ゲイターがあれば下りの時に靴に石が入るのを防げるけど、なくてもなんとかなるやつだと思います。こちらもほとんどの山でなくても平気なのでレンタルで十分かも。
初心者さんの一番の懸念:高山病対策
私が一番恐れていたのは高山病だったのですが(登山に慣れてる人でもなったりするって聞いてた)、今回高山病になることはありませんでした!ほぼ同じ条件であっただろう友人の何人かは途中しんどい/頭痛いとなっていたのでこれだけで対策完璧とは言えないですが…
- 前日は睡眠9時間確保
- 登山中はこまめに水分補給&糖分補給
- 登山中はみんなでおしゃべり&ため息&歌う
気づいたら登山は黙々と登りがちなのですが、ガイドさん曰く「吐くことを意識する」のが一番の高山病対策になるそう。おしゃべりしたり、ため息したり、歌ったりすると自然と吐く動作が行なわれるので、酸素を吸うに繋がるのだって!私たちはイントロドンとかしながら、かなり陽気に登ってました(笑)
一度も登らぬ馬鹿、二度登る馬鹿?
富士山のご来光はやはり天気にとても左右されるので、せっかく登っても見れない人が結構いるという話を聞いていたのですが、無事、ご来光みれました〜!前日の昇り始め時は雨がぱらついてたので心配だったんですが、翌日はとっても晴れてきれいなご来光がみれました◎このために頑張って登ったので本当に満足で、本当は頂上に神社とかあるんですが全部スキップしてただぼーっと日が昇るのをみてました。
友人曰く、富士登山に関しては「一度も登らぬ馬鹿、二度登る馬鹿」という言い回しがあるのだとか。一生に一度も登らない人もバカだけど、何回も登るやつはそれまたバカだという意味らしいです(笑)個人的にご来光が見れなかったらリベンジも考えたかな?と思いますが、きれいにご来光も見れたし、なんだかんだ疲れたので(笑)、私はもう富士山はいいかな〜となってます。でも違う山ならまた登山はしてみたいと思っているので一緒に山登ろう〜と言う方はお声かけください:)