島根・益田市の魅力って?豊かな暮らしを考えた週末

社会人ライフ
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12月10-11日に島根県益田市で開催された萩・石見空港利用拡大促進協議会・と一般社団法人 豊かな暮らしラボラトリー(通称ユタラボ)による豊かな暮らしを考える2日-ライフキャリア体験-に参加してきました!

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豊かな暮らしを考える2日-ライフキャリア体験-への参加理由

今回、参加した理由は地方移住に興味があったのと、益田市に興味があったのの2点から。この2つに興味を持ったのは単純に私の周りの人の影響です。

  • U-29で出会った仲の良い友人が東京から益田市に移住していたから(今はもう益田を離れて実家のあるところへUターンしたけど)
  • 船で出会った友人が益田市に引っ越してたから
  • 前職の先輩が、和歌山にIターンして楽しそうにされてるから
  • その他にもSNSで地方移住を報告している(地域協力隊なども含む)友人を見てたから

益田市がいいところというのは友人に聞いていたし、地方移住にも興味があったし、週末のプログラムなので気軽に参加できるし、旅行支援と交通費の補助もいただけるということで即応募しました!笑

*ちなみにじゃらんで益田駅近くにあるマスコスホテル1人2泊と羽田/萩石見空港のANA航空券往復で42,600円(旅行支援前の金額は58,600円)で予約。地域商品券みたいなのが4000円と、助成金20,000円いただけたので実質20,000円で2泊3日の島根旅行になりました…!

知らなかった島根・益田市の魅力

島根といえば出雲大社くらいしかイメージがなかったのですが、今回初めて益田に訪れて知らなかった島根・益田市の魅力を色々と知れたので少しだけシェア。

山・海・川が揃っている

山と海が両方ある神戸で育った私にとって、これは結構魅力的でした。全然認識してなかったんですが、島根って意外に広くて、そして益田市も意外に広くて、その中に山も海も川もあるっていうのはすごい素敵だな〜となりました。

移住している若者〜中年層が意外にいる

過疎の発祥地ということを逆手にとって作られたクラフトビール(飲みやすくて美味しかった)

益田は過疎という言葉の発祥の地といわれてるくらいの場所で、実際に子どもが少ないので小学校は合併を繰り返し、歩ける距離に学校がないのでタクシー通学が当たり前だったりするみたいなのですが、意外に若い人がいるんだな〜というのがユタラボのオフィスに行った私の印象でした。というか若い人が少数派なので、必然的に集まるところに若い人たちが集中して集まるという感じなのかも。

猪肉が美味しい

益田は猪肉が有名ということで、今回タケダ猪精肉店で猪肉を食べさせていただきました!想像以上に歯応えがあって、想像していたような臭みがなくて美味しかったです〜猪肉を使ったジャーキーやリゾットなどの商品も開発されているそうで、本当は買って帰りたかったけど、キヌヤ(益田のスーパー)に売ってなくて買えなかったのが心残り・・・

ちなみに、猪は年々増えているらしく、農家にとってはすごい敵である一方で、猪の肉は結構売れていい商売になるので狩猟者にとってはプラスだったっりというとても面白い存在。

益田では猪肉を食べた後は、地元の方と猪に畑を荒らされないように防御するフェンスを一緒につける作業もさせてもらいました。益田は猪によって迷惑も恩恵も被っているのがよくわかった貴重な体験でした。

益田にはまだ私が知らない魅力があるのかも

益田にたったの3日だけど滞在してみて思ったのが、どうやらもう少し長期で滞在してみないと分からない魅力が益田にはあるのかも、ということ。

例えば私が滞在したマスコスホテルの代表の方も、ランチに行かせていただいたBONNE-MAMAN NOBUというフレンチレストランのシェフも、一度益田を出た後、益田市に戻ってきた方。それから石見神楽見させていただいた高津神楽社中の同世代の方は就職で一度益田を出て、再び戻ってたというパターンだった。そして石見神楽という伝統芸能の存在を初めて今回知ったのですが高津神楽社中には若い人達が多くてびっくりしたのですが、話す中で、そのほとんとの人が石見神楽や地元への愛が半端なかった。地元へあれだけ愛が湧くって、益田にはよっぽど他の地域にはない何かがあるのかなと考えさせられました。

それから、ゆたラボのメンバーなど、益田に移住している人たちが揃って「益田市は人がいい」って言っていたのもとても印象的で、外部の人を温かく迎える文化?というか、よそものをよそ者としない文化?みたいなものがもしかしたら益田にしかない地方ならではの魅力なのかなと思ったり。

たったの3日しかいなかった&出会った人や行けた場所も限られていたと思うので、私にはまだ益田の表面的な魅力(自然が豊富とかね)しか感じられなかったのですが、もう少し長期で滞在できれば、今回知ることができなかった魅力を発見することができるのかなと思いました。

残った地方移住への懸念点

今回のプログラム参加をきっかけに改めて、都会生まれ都会暮らしの私にとって地方移住は現実的な選択肢なのか?について改めて考えてみたのですが、下記以外は定期的に東京や大阪へ出かけるなどすれば結構なんとでもなるなと思いました。

地方ならではの人付き合い

やはり地方ではご近所付き合いなどが多いので、そこは慣れていない私にとって大きなハードルとなりそうだなという印象。東京だと家の近くに知り合いが全然いないので、ノーメイク&ほぼパジャマ状態でスーパーに行ったりするけど地方ではそれができなくなるんだなという懸念w益田では、車のナンバーだけで、どこの誰かバレるのが普通らしい…ノーメイクパジャマで出歩くどころか、何やってもバレるのは結構怖い…

でもそれって益田に移住したゆたラボのメンバーが言ってたけど「ガチャ」で引っ越してみないとわからない要素が多いのが現実で。いざ移住してみて(家探したり、引っ越し作業して、住民票移して)やっぱり合わなかったからまた違う地域に引っ越すのは体力的にも金銭的にも精神的にもしんどそうだなとなりました。

車社会

私も一応免許は持ってるのですが…免許取得してから一度も運転してないペーパードライバーなので地方移住へのハードルは運転ができないこと、かもしれない…今は若いので練習すればなんとかなるだろうからいいとして、歳を取ったら絶対運転は怖いし、老後は地方で…とかはあまり現実的ではないのかもなと思ったりしました。

あと車社会だと、友達とお酒も好きなのにお酒を飲むときは誰かに送ってもらったり、代行使ったり、宅飲みならそのまま泊めてもらったりなどしないといけないのもなんだかな〜という酒好きならではの懸念も。笑

私にとっての豊かな暮らし

そんなことを色々考えながらも、久々に東京を離れて、はじめましての人たちと過ごした週末はとても楽しかったです。参加者には大学生もたくさんいたので、大学生に混じらせてもらってお話しするのも楽しかったし、いろんなご縁で益田に集まった人たちと交流できるのはとても貴重な経験でした。

コロナであまりできていなかったけど、定期的に東京を離れたり、知らない場所に出向いたり、初めましての人たちと出会うことにもっと意識的に時間とお金を使っていきたいなと思いました!これこそまさに自分にとって、豊かさを感じられる瞬間なのかも。そして自分にとって豊かな暮らしとは?については、年を重ねるごとに自分にとって大事なことの優先順位は変わっていくと思うので、引き続き考えながら自分がハッピーでいられる場所と、ハッピーでいられる人たちと一緒に時間を過ごせるように工夫をしていきたいなと。

今回お世話になった、ゆたラボさん。大学生の長期インターンの受け入れや、地方移住に興味ある人向けのイベントなどやっているようなので興味ある方はぜひ確認してみてください〜:https://www.yutalab.com

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