なくなったら困る幸せ?効率化や生産性重視の私が大事にしたいと思った3つのこと

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3月にTwitterで知り合った広報の方から誕生日プレゼントにいただいた松浦弥太郎さんの「なくなったら困る100のしあわせ」。よくdon’t take it for grantedと英語でも言いますが、あって当たり前だと思ってはいけないことって日常の出来事でたくさんあるんだな〜とこの本を読んで気づいたり、これ取り入れたら私の人生がもう少し豊かになるかもと思ったことなどもあったので、その中から3つだけシェアしようと思います。

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いいなと思うものは買うことで応援する

59個目の「10円のお菓子」というエピソードから。昔は当たり前だった10円の駄菓子が値上がりしていたり、手に入りにくなったり。ガリガリくんが値上げした時twitterでかなり話題になっていたけど、多分そのうちうまい棒とかも値上がりして、10円のお菓子なんてなくなってしまう。そんなことを考えたら悲しいな〜とか残念だな〜と思うけど、それなら10円のお菓子を積極的に買えという話。

自分達が同じようなサービスやプロダクトがある中でどの会社にするかを選ぶことで消費者は主張することができる時代。いいなと思ったものにお金を使う。社会からなくなったら寂しいなと思うサービスやプロダクトを購入することで応援する。子どものことは自由なお金が少なかったからできなかったことだけど、社会人の今ならできること。駄菓子たちもなくなってほしくないから、駄菓子の大人買いをしに行こう。

ものの貸し借りは積極的にする

79個目の「友だちに大好きな本を貸してあげること」というエピソードから。何かを貸すという行為は信頼関係があるからこそできること。信頼関係のある友人がいるということも感謝しないといけないし、貸すということはいつか返してもらう時にまた会えるという約束でもある。

ものの貸し借りって本当に減った気がするけど(学生時代はよくしてたけど社会人になるとしなくなったな〜)、エコの時代でもあるし(!)貸し借りを仲のいい友人とはもっとやっていきたいなと思ったり。私はあんまり本は買って手元に置かないタイプなのだけれど、数少ない手元に置いてある本はお気に入りの本ばかりなので積極的に友だちに貸していこう。私から本借りたい人は声かけてください◎

「便利だから」から時には離れてみる

この本を読んでいて印象的だったのが、時代の流れによってなくなったものや変わったことを取り上げていたエピソード。たとえば便利だからとプラスチックボトルが普及したことによってなくなっていったガラス瓶の飲み物。袋の有料化が当たり前になったことによってもらうことがなくなった手提げの紙袋。SNSで連絡できるようになったことによって送り合うことがなくなった手紙。

時代だから、といえばそれまでだし、便利だから、といえばそれまで。でも不便さにはなぜかその不便さから生まれる感情や趣があって、それを楽しむことができる余裕がほしいなと思いました。便利の裏に消えている何かを意識し始めたら、何かまたちょっと変わるのかも。

効率化や生産性からちょっと離れて

一時期「丁寧な暮らし」なども話題になりましたが、この本も「丁寧な生活術」が紹介されているな〜と感じました。少し手間でも時間をかけて何かをやることなど、普段は効率化や生産性ばっかり意識している私にはちょっと耳が痛いことも多かったです。全てが全て取り入れたい!と思ったわけでも全てが全て取り入れられるって思ったわけでもなかったのですが、「あ、これならできるかも〜」とか「これなら取り入れてみたいかも〜」と思えることがいくつかありました。

丁寧な暮らしからはまだまだ遠いところにいる私ですが、そして上ばっかりをついついみてしまう日々ですが、日々の当たり前に感謝して、目線を時には下げて、身近な幸せを噛み締めたいなと思えたので気になる方は是非読んでみてください。

*面識のある方にはもちろんお貸ししますのでお声がけください〜

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