最近ちらほら見るようになった選書サービス。読書好きである私はずっと気になっていたのですが…先日たまたまTwitterでお見かけしたnoteで紹介されていた選書サービスが気になって、ついに利用してみたのでその記録です。
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名前だけで本を選んでくれる選書サービス「菊川」
選書サービス「菊川」はあなたの名前だけでピン!ときた本を選んで送ってくれるサービスです。Baseで出展されており、ページを開くと冒頭にこんな言葉が。
本を選ぶとき
誰かが選んでくれたら
ちょっとたすかる
ちょっとうれしい菊川はそんな「ちょっと」を満たす店
ご注文をいただいたら
私が書店へ出かけ
あなたへ、本を一冊選んできます菊川から
あなたのポストへ届くのは
一体どんな本でしょうゆだねて待つ
偶然の出会いをおたのしみください
詳細は小笠原ゆきさんが菊川店主にインタビューしたnoteを読んでいただくといいと思うのですが、本当に名前だけで大の本好きである店主が本を選んでくれるんです…!そんなこと言われたら、自分の名前でどんな本が届くか気になっちゃいませんか?しかも名前を聞いたら出版社がまず思い浮かんでその出版社から本が選ばれるのだとか…
本好きが考える選書サービスの魅力
選書サービスは1冊1870円。文庫本代と選書代と配送料込みのお値段です。本が大好きな私はたくさん本を読んでいるし、友達にもよくおすすめの本を教えてもらったりしていますが、やっぱり読んでいる本は自分の興味や好みに合うものばかりで、偏っているなという自覚がありました。だからこそ選書サービスを使って、自分なら選ばない本に触れる機会を作りたいなと思ったのです。
会ったことのない誰かに本を選んでもらうのは初めての経験。自分の名前からどんなインスピレーションやイメージが湧いて本が選ばれるのかとてもワクワクしながら待ちました。選ぶことを他者にゆだねて待つ時間も、届く時に何が入ってるかドキドキして開ける時間も自分で本を選んで買っていたら楽しめない時間だな〜と思いました。
私の名前だけで選ばれて届いた一冊の本
私が受け取った本は倉橋由美子さんの「酔郷譚」でした。
聞いたことのないタイトル(というか漢字読めないタイトルw多分「スイキョウタン」って読みます)、聞いたことのない著者。どのあたりが私の名前とリンクしたのだろう?思わずこの本が選ばれた理由を店主に聞いてしまいたくなりながらも、本を読み進めながら、考えるのも選書サービスの楽しみ方の一つなのかもしれないです。
そしてまだまだ知らない本が世の中にはいっぱいあるんだな〜ということを改めて実感しました。まだ届いたこの本は読みかけなのですが、普通に生活していたらおそらく出会わなかった本かつ見つけたとしても読まなかった本だろうなと思いました。(あんまり短編集(それぞれの短編は一応繋がってるけど)を読まないのと、読まないジャンルの本だったため。)でもこの本が自分の手元に届いた理由を知りたくて、そしてせっかく自分の手元に来てくれたからやっぱり最後まで読みたくなる…!
本好きな友人へのプレゼントにも
実は友人の誕生日プレゼントにも依頼をさせていただきました。まだどんな本が届いたのか聞いてないのですが、あの友人にはどんな本が届いたのだろうと勝手にワクワクしてます。(ちなみに友人のプレゼントにお願いした時、私が友人に店主のお名前などを伝えていなかったことから、ちょっとしたトラブルが発生してしまい…店主にもご迷惑をかけちゃったのですが、とっても親切に対応いただきました。プレゼントにこちらのサービス使用する際は、どこから届くか友達に必ず伝える必要ありです!)
他にも、あの本好きの友達にはどんな本が届くのだろう?あの子には何が届くのだろう?と本好きの友人が頭にどんどん浮かんでしまい(笑)もう全友人の誕生日プレゼントに贈るしかないとなっています(笑)本好きの私の友人は皆様覚悟しておいてください。
自分じゃない誰かに選んでもらう(しかも自分のことを知らない誰か)、自分の名前だけで届く一冊の本が気になるかたはぜひ選書サービス菊川をチェックしてみてください!そして菊川店主のInstagramも素敵なので併せてぜひご覧ください〜
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