SNSで見るAll Eyes on Rafahの画像とは?ガザのために動く友人たちから学び、考えたこと

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#blacklivesmatterのハッシュタグによる抗議運動があったのが、もう4年前のこと。真っ黒な画像をSNSにあげる人が続出し、それをきっかけに黒人差別について知ることになった人や考えることになった人がたくさんいたと思います。

ここ数日、SNSを開くと見かけるのがAll Eyes on Rafahと書かれた画像。見かけた人も多いと思うのですが、それについてどれだけ理解して、現実を知ろうとする人がいるのだろうと思ったと同時に、自分はどれだけ理解していて、知ろうとしているのかと改めて考えさせられたのでブログにも記録として残しておこうと思います。

そしてもしあの画像を見かけていたけどよくわからずスルーしちゃった!という方やあの画像何かわかってなかったけど気になっていた!という方は最後まで読んでほしいです。

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All Eyes on Rafahの画像が出回った背景と理由

‘All Eyes on Rafah’ viral post earns backlash for AI images of war-torn Gaza
Via X / The Palestinian
https://x.com/InsiderWorld_1/status/1795237714121379982

Rafah(ラファ)は、ガザにある町の名前。All eyes on rafahとは、「ラファから目を離すな」という意味でこれはイスラエルがラファを砲撃してたくさんの一般人が亡くなったことからきています。イスラエルはガザ地区を避難エリア(安全地帯)としていたため、住民たちがガザに避難したものの、その安全と言われていたエリア(ラファ)が攻撃されて多くの人が亡くなりました。たくさんの人が亡くなっている現実が同じ世界で起こっていること、そして避難している多くの人が十分な水や食料などの物資がなく苦しい生活を起こっているという現実を広めるために拡散されている画像です。

ちなみにこの画像はAIで作られた画像のようで、調べたところによるとメタ社などがラファ虐殺のリアルな写真などの投稿を削除していることから、せめてAIの画像で残そうといった理由もあるみたい。一方で、現地でリスクを冒してリアルな写真を撮って投稿してくれている人もたくさんいるので、AIの写真ではなくリアルな写真をシェアするべきだという意見も一定数あり、AIの写真の次はリアルな写真をシェアしようという動きも起こっているみたいです。

無実な人たちが殺されるのはおかしい、と主張しないと

私自身、イスラエル・ガザ戦争については全然知識も乏しく、パレスチナ問題って難しくてよくわからないなとずっと思っていて、でも調べるのも億劫で、なんとなくそのまま放置していました。でも友人がデモに参加していたり、イスラエルの活動を支援することにつながる商品は買わない(スタバ・マクドなど)と公言していたり、積極的に発信しているのを見て、ちゃんと現実を知って、自分の意見を持たないと、と思い今回All Eyes on Rafahの画像が出回ったのをきっかけに情報収集をしました。なんとなくみんながシェアしているからという気持ちだけであの画像をシェアするのはなんか違うなと思ったんですよね。

ありがたいことにSNSではいろんな方がガザの現状などをまとめてくれていて、初めて知る現実もたくさんありました。現実を学ばせてもらったアカウントいくつかシェアしておくのでぜひ見てみてください:

そしていろんな情報に触れる中で思ったことが、誰が悪いとかは置いておいて、たくさんの人が死んでいるという事実をしっかりとみんなが知らないといけないと思ったこと。ある日突然、普通の生活が奪われて、避難しないといけなくなって、物が高すぎて買えずご飯も食べれない状態になることがたまたまガザに生まれから残念だったねではすまされない。

誰が悪いとかじゃなくて、たくさんの何も悪いことをしていない人たちが殺されている事実があるのであれば、それはおかしいときちんと主張しなければならないし、これ以上の人が死なないように抗議しないといけない。と思いました。

まずは問題と向き合うこと、現実を知ることから

いろんな方が、日本からできること・自分ができることを無理のない範囲でされていることを情報収集する中で知りました。デモに参加すること、SNSでシェアすること、寄付をすることなどやれることはいろいろ。

私は、というと、まず私にできることは現実を知ること、きちんとアンテナを張って情報を得ること。悲しい映像、悲しい現実ばかりでついついスルーしたくなるけど、気持ちに余裕のある時にしっかりと現実を知ることはまず一番にできることであり、私にでもできることだなと思いました。調べる中で見つけた本、「ガザとは何か〜パレスチナを知るための緊急講義」も読んでみたいなと思ってます。

次に知らなかったことをSNSでシェアすることは私にでもできるなと思いました。どれくらいの人が目を向けてくれるかわからないけど、私のスタンス・私がシェアする理由をシェア発信することはできます。

そしてもう一つが、首相官邸に意見を送ること。日本はいつでも曖昧な立場を取りがちだけどたくさんの人が殺されていることを黙ってみているべきではないし、きちんと明確に人を殺すべきではないことを主張するべき。友人が意見を送ったと聞き、友人に友人が送った文章をシェアしてもらったので、それを参考に意見を送ってみようと思います。

正直、私には不買運動(イスラエルを支援することになる、イスラエル支援を表明している企業は利用しない)やデモへの参加は正直少し難しいなと思ってしまっているけど、自分のできる範囲できちんと行動していきたいなと思ってます。それも、継続的に。

何事も知ることから。そして知ったことを身近な人にシェアすることから。今回のAll Eyes on Rafahの画像をきっかけに少し目を向けてみようかなと思えた方がいたら、一緒に情報シェアしたり、できる範囲での行動を一緒にしていきましょう〜◎

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