海外進学組の就職活動その5〜後輩に送るアドバイス〜

就職/転職活動
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海外進学組の就職活動その5です。社会人1年生を1週間終えて書きたいことはたくさんあるんだけどあえてこのポストをしてみる。

後輩に送るアドバイスってなんだかおこがましいかな(笑)でも海外大学からボスキャリに来ていない企業に就職を決めた私の立場からっていうのも含めて、参考になったら、と思って書いてみます。これまでの内容とかぶっていることもあるけど役にたたなかったらごめんなさい。

就活ははやく始めたほうがいい。

日本の大学生の場合、就活解禁日が決まっていてそこからみんなで一斉の勝負!って感じが 強い(そういうの関係なしに募集はじめる企業ももちろんあるし、インターンもあるからそうじゃないっていう雰囲気も増えつつある)けど海外進学組には「はいスタート!」って言われる就活解禁日なんかないと思う。

だって3年で卒業するか、3年半で卒業するか、4年で卒業するかって人それぞれだし、春に卒業するか冬に卒業するかもその人次第。海外大学は自分のタイミングで卒業することになっているから、就職活動の日程テンプレートみたいなのがない。それが海外進学組の就活におけるメリットであり、デメリットにもなるんだと思う。

でもだからこそはやくはじめることをおすすめする。どんな企業がボスキャリに毎年来ているのか、ボスキャリの雰囲気はどんな感じか、日本の就活の流れはどんな感じなのか。

海外進学組の就活の仕方は10人いればみんなバラバラ。夏のキャリアフォーラムで内定をもらってそこに決める人もいるし、ボスキャリで受けた企業から春休み日本に帰ってくるように言われて弾丸で1週間一時帰国して面接を受ける人もいる。はやく動けば動くほど選択肢は増えると思う。

これに関してはこちらの方のブログも読んでいただいたらいいかなと↓

yukiikuyuk.com

ボスキャリだけに絞るのは得策とは思えない。

その4でも書いた話と重複しますが。

これは、「もうここでしか働きたくないんだ!」っていう企業があって、その企業がボスキャリに参加している場合は別かなと思うのだけど。「メーカーがいいかな〜」って感じで漠然としてる人や「何がしたいのかさっぱり分からない〜」という人はボスキャリだけを就活の場として見ない方がいいように思う。

ボスキャリには確かにたくさんの企業が来てるけど、そんなの日本にある企業のほんの一部。海外のキャリアフォーラムに出展するだけのお金がある企業だけ。ボスキャリだけで就職先を決めちゃうのはもったいない。ボスキャリに出ていなくても海外進学組がほしいと思っている企業はたくさんいる。ボスキャリが全てではない。

ボスキャリのメリットはたくさんある。とっても効率よく内定をもらえるのがその最大のメリットだけど同時にボスキャリで内定をもらって入社した友達が1年以内に辞める人の割合もすっごいたくさんいるしたくさん友達にもいる。たったの2〜3日その企業の人とボストンで会話しただけで、しかもたったの2〜3人の社員さんと話しただけでその企業と自分の相性なんてそんな簡単には分からない。ボスキャリによるミスマッチの多さは結構よく取り上げられていて、長く良い会社で働きたいと思う人ほどボスキャリは向いてないのでは?と思います。

周りの声も大事に。そしてなんとなくを忘れずに

海外にいると、日本にいる家族とのコミュニケーションはそんなに頻繁に取れないもの。特に就活中は日々の課題やテストに追われていて余裕がなくなってしまう。でもだからこそ就活の時期は時間をとってきちんとスカイプしてほしいなって思います。

だっていくら数年離れて暮らしていて、海外進学して自分の性格とかが変わっていたとしてもやっぱり自分の根っこを一番よく知ってくれているのは家族だと思うから。そして日本の社会について一番知っているのも家族だから。

家族と同時に私は同じ大学に在籍していた日本人友達の声も大事にしていました。同じ海外進学をした仲間、一緒にテスト前に徹夜した仲間は時には「今」の自分を家族よりもよく理解してくれる。「こっちのほうが向いてるかもよ?」とか「ここも出してみたら?」という声も素直に聞ける。「テスト前で余裕ないけど一緒に徹夜してあげるから図書館で頑張ろう!」って言ってくれる友人が近くにいるなら大事に、ね。

あとやっぱり忘れたくないのは「なんとなく」っていう直感。このブログのタイトルにもなっている「ふぃ」っていうやつ。周りの声も聞いた上で自分の直感はなんて言っているか聞く時間をしっかり持つこと。だって自分の人生を生きるのは自分だから。他人の意見しか反映されていない道を歩くのは絶対楽しくないから。

最後に

入社してすぐに懇親会でお偉いさんと話させてもらう機会があったんです。海外大学からの入社は同期60人いてかれん一人だけ。やっぱりいろんな意味で目立っていたようでたくさんのお偉いさんが名前を覚えてくれてました。

その時お偉いさんに聞かれたのが「なんでうちにしたの?」っていうこと。そりゃそうだ。海外進学組はやっぱり海外大学を卒業したっていうだけでいろんな企業が面接まで進めてくれるし、うちの企業はめーっちゃくちゃでかくて誰でも知っている企業じゃない。かれんだって日本での就活を視野にいれて初めて知った企業。

かれんは「なんとなくです」って答えた。だって本当に内定をもらってた企業の中からここに決めた理由は自分の直感以外何もなかった。どこもメーカーで同じような条件。強いて言うならうちの企業は海外に飛ばしてくれるのが30代になってからと言われた点では一番魅力度は低かったかも。でもここで頑張ってみようって決めたのはそこで働いている自分が想像できたとか訳でもなく、ただなんとな〜くここかなって気持ちがあったから。

まだ社会人になって1週間。ここに入社してよかったって思う瞬間はまだきてない。むしろ文句ばっかり言っている気がする。でも自分の「ふぃ」を信じてるから研修が終わって仕事が本格的にはじまったらそう思える瞬間が少しずつ増えていくのかなって思ってる。3年後くらいには文句よりも、ここを入社することを選んだ自分の直感に感謝していることを願ってる。

〜その他の就活記録はこちらです〜

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