社会人デビューして気づいたら1ヶ月。まだまだ研修の毎日で仕事をしているという感じはない。どっちかというと座学や工場見学ばっかりで毎日が社会見学なのか高校の授業なのかみたいな感じ。人事の方の言葉を借りるならば研修は「もっとも生産性のない期間」なのだそうで。まさにその通り。
毎日17:30ほぼほぼぴったりに退社・土日はもちろんお休みという生活。友達の中にはもう研修が終わって残業がある毎日を過ごしている子やまだ研修中だけどテストがあったりで毎日勉強に明け暮れている子がいたりするのと比べたらストレスなんか出る要因のない毎日を送っている訳です。
それでも、それでも、いろいろある。
まず、アメリカでの3年間で鍛えられたと思っていたメンタルは全然だめなことに気づいた。
言語の壁も文化の壁もない、勉強しないといけない訳でもない、孤独な訳でもないのに。アメリカでの経験はかれんにメンタルの強さを与えてくれたと思ってたのに。アメリカの生活に耐えるのと日本の生活に耐えるのとではまた必要なメンタリティが違うのだと気づく。
入社日3日前から、鬱気分になり夜寝付けなくなり。毎日秒で寝るくらいだったのに入社が現実味をおびてきた瞬間から不眠症?って思うくらい寝れなくなった。
全体研修が終わった直後の月曜日、今日から新しい研修がスタートという日、出社するのが嫌になって会社のビルの下で遅刻ぎりぎりまで精神統一の時間を必要とする。
あれ、自分ってこんなにメンタル弱かったっけ?
気づいたのはメンタルの 弱さだけじゃなかった。自分はストレスと受け取ってなくても多分新しい環境がストレスになっていて体にも不具合が。
指のささくれがひどくてなおらなかったり。
髪の毛の白髪が増加してたり(これは日本に帰国してからずっと増殖してる)。
9連休のGWが終わりそうというタイミングで出社拒否の表明なのか(?)これまでにない喉の痛みに襲われ、何も飲み込めなくなり、夜も寝れないほどの痛みにうなされ。
身体って正直っていうから。指のささくれといった小さな身体の変化に気づけただけグッジョブって言ってあげたい所だけどそれ以上に「これももしかしてストレス?」っていう要素がどんどん浮かび上がってくるたびに「自分って意外と弱い・・・」って実感してちょっと落ち込む毎日。
あんまり個人的かつネガティブ要素強めなことをここに書くかすごい迷ったんだけど。こないだ会った友達に自分が意外とメンタル強くないってことに気づいた話をしたら、「周りの人たちははきっとえっ!ってなると同時に安心すると思うよ。」って言われたんだよね。自由気ままに生きているかれんでも、心配事があると寝られなくなったりすることがあるっていうことが意外だったみたい。
だから思い切って書いちゃえーって。誰得でもなんでもないかもしれないけど、自分がいつか振り返って読んだ時に昔に比べて少しは成長したかな?って思える記録用としても。
そしてあほみたいにポジティブだったり、自由人すぎたり、細かいことなんて気にしない〜っていう人に見られがちなかれん自身も、そんな人になりたくて目指しているかれんであって、本当はまだまだネガティブ満載の気持ちの上がり下がりの多いメンタル弱めストレス多めのかれんなんだって知ってもらえたらね。
メンタルが強ければいい訳じゃないと思う。それでもどんな変化にもどんな壁にも大きく構えていられる人でいたい。それができることがかれん的にメンタルが強いっていうことかな。
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