気づいたらもう結構前のことになってしまってる感があるものの・・・。やっぱり書いておきたいから書こう!ということで。ミャンマー記その③、今回はミャンマーで考えたHappinessとは?について。
<過去ミャンマー記はこちら>
IDFC2018のトピックはHappiness
毎年IDFCは一つのトピックについて日本人とミャンマー人がディスカッションを行い、アウトプットをするのが目的となっており、今年のトピックはHappinessについてでした。
トピックは応募前から運営側によって選ばれているので、当たり前だけど選考内容にも自分にとってのHappinessについて説明しないといけなく、9月あたりから悶々と自分にとってのHappinessを考えてたんです。
でもHappinessって一言で説明できるものではなくて、とても難しくて。自分の中でもうまく消化できてないままにはじまったIDFC2018でした。
Happinessリサーチで出会った新しいHappiness
IDFCの期間中、参加生はみんなミャンマーの街中の人に声をかけてその人たちのhappinessについてインタビューするHappinessリサーチを行いました。
私が特に印象に残っているのはダラで行ったインタビュー。ミャンマー記①でも書きましたが、ヤンゴンとダラは全然違うくて当たり前だけどヤンゴンの人とダラの人にとってのHappinessは全然違いました。
ヤンゴンの人たちは日本人とかなり似たような感覚のHappinessを持っていて、やっぱりある程度発展したところ・恵まれたところに住んでいるという共通点がそうさせてるのかなと。
でもダラの人たちはやっぱり見えないものより物質的なもの(お金や家)を手に入れること=happinessだった。家族のいるお父さんは「家族との時間」って答えてくれたりしてそこはどこでも世界共通なのかな〜ってなったけどやっぱり物質的に満たされてないとそこにたどり着くのは難しいのかなと考えさせられたり。
一番忘れられないのは、今幸せじゃないと答えたダラのお母さん。子供が2人いて大変だから、とにかくお金がほしい。それが幸せって言ってた。お金以外に欲しいものはないの?って聞いたら、「尼さんになりたい」って。「尼さんになれたら心が平安になって心配することが減って幸せに死ぬことができると思うから」って。
Happinessリサーチのアウトプット
今回IDFC2018ではアウトプット・最終ゴールがフリーペーパーを作るでした。インタビューした内容をグループにわかれ、グループごとに見開き1ページを作成。
それを1冊にまとめたものをヤンゴンの大学で学生に配りました。
みんな興味持ってくれて、フリーペーパーをもらってくれました。
日本人にとってのHappinessとは
Happinessリサーチでは、主にミャンマーの人にしかインタビューできなかったから日本人ははたしてどう答えるのか・自分の想像通りの答えがかえってくるのか疑問に思って個人的に何人かの日本の友達にもHappinessとは何か聞いてみました。
みんななんて答えてくれるのかな〜って思って聞いてみたら、みんな揃って「この質問難しい」って(笑)そうだよね。いきなり聞かれても困る質問なのは間違いない。急にかれんからメッセージきた人ごめんなさい。
でもこの質問、すごいその人の性格や人生を反映する質問だなって。その人が人生において大事にしているものがわかるし、その人の生き方がわかるし、どんな考え方をしているかがわかる。
この質問、就活の自己分析に使えるんでは?笑
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ミャンマーって少し前まではまだ民主化されてなくて、IDFCのような国際交流できるプログラムは全然なくて、今まだ発展してる途中。
はじめはHappinessなんて一つの答えがあるわけでもないんだからエンドレスの対話になるだけで意味があるのかって思ってたけど、そんな国で、その国の学生とHappinessについて考える機会が就職前にもらえたのはすごくラッキーだったな。
これ読んでIDFCに興味を持たれた方はぜひ IDFC2019に♡アラムナイとのコネクションも大事にしている素敵なプログラムです!
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